Sympathy Syndrome

目を開いても見えないもの目を閉じるから見えるもの
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目を開いても見えないもの
目を閉じるから見えるもの
誓いの対価はなにがいいかな

誓いの対価はなにがいいかな

わたしは、幼い頃から、自分の容姿、自分自身に自信がなかった。
自分の顔に赤い油性ペンでバツをつけ、キリで穴を開けてから燃やすこともしたことがある。

子どもは、親に自分を認めてもらう必要がある。他者がどんなに褒めてくれたとしても、子どもにとっては親の評価が一番で全てだ。

認めてもらいたかった。
愛してもらいたかった。

いまとなっては、懐かしい感情。

大人になったいまのわたしも、特段自分の容姿や自分自身に関して自信があるわけではない。
それでも自分自身のことを好きになるよう努力している。
それで、その努力によって自信は相変わらずないけれど、でも自尊心を培えるようになった。

言葉の意味としても、自信はなくとも自尊心があることによって、わたしはわたしでいられる。